そっと気温が下がり、秋の足音が聞こえてきそうな気配がする少し暗い湿った朝のキッチン。
ほわほわと上がる湯気の先には、いつもそこにある赤いラベルの紅茶缶。セイロン・ディンブラ。
葉々屋と言えば「ディンブラ」
いつの頃から飲んでいたんだっけ…。「No.11」「11番」そんな名前で呼ばれていたこともありましたね。
葉々屋での商品番号だったので、懐かしいと思うお客様もいらっしゃることでしょう。
ふつうに美味しい、これが大事
ディンブラは紅茶らしい赤い色と清々しい香りの細かい茶葉のスリランカ産の紅茶です。標高が高い地域で作られているハイグロウンティーの中のひとつ。早く良く出るから朝食やおやつタイムにも重宝します。ストレートでもミルクでもアイスティーにしても「ふつう」に美味しい。オールマイティーな定番の茶葉。家族みんなで毎日飲める紅茶の代表です。いつまでたっても飽きのこない味わい。それって結構すごいこと。
細かい茶葉もポットでじっくり蒸らすこと
葉々屋のディンブラはBOPと呼ばれる細かい茶葉を選んでいます。細かくカットされているので色や香りがよく出るのです。だからと言って、抽出時間(蒸らし)が短いとただの色付きのお湯です。恐れずにじっくり10分ほどポットで蒸らしてから飲んでみてください。もし濃かったら自分の好みの濃さになるまでお湯で割ればまろやかな甘みのある味わいに。
ストレートでもミルクでも美味しい
ポットに残った2杯目はミルクを加えれば驚くほど厚みが出て、おかわりしたくなるほど美味しい。ストレートでもミルクティーでもガブガブと飲めてしまうのはセイロンティーの特徴だと思います。爽やかな香りとすっきりとした後味も魅力ですよね。
ディンブラはいろんなサイズがあります
ラインナップは通常の100g袋入り、50g缶入り、そしていつでも10%OFFのお徳用500g袋入りをそろえております。よく飲んでいただいているので、たっぷり入ったお徳用サイズも良く出ています。業務用だけじゃなく、一般のお客様がご購入されているのでご存じない方はちょっと驚きますよね。でもこのお徳用サイズは人気アイテムでとても喜ばれている商品なのです。
だからギフトにもおすすめしてしまいます
そんな風に長い間、葉々屋で大切に飲まれてきたディンブラを贈り物をお探しのお客様には、私たちはつい、いや必ずおすすめしてしまいます。間違いないと思います。
私もいつも当たり前のようにごくごく飲んでいたディンブラを、今日は意識して少しだけ丁寧にいれてみました。どこか懐かしい花にも似た香りと透かしたルビーのような水色を眺めながら。ひと口飲み干すごとにいつの間にかほっと安心する紅茶になっていることに気づきました。葉々屋のディンブラ。ずっと大好きな紅茶。